男より掬い始めぬ夜光蟲 平畑静塔
赤潮といえば元も子もない。夜光蟲は夜には波打ち際で青く発光する。この句は夏の夜の海辺の物語。まずは男から。次は女が掬うのだろう。何やら男と女の二人きりの儀式めいて。それを見ているのは星だけです。(『詳細俳句古語辞典』学研)(K.K.)
男より掬い始めぬ夜光蟲 平畑静塔
赤潮といえば元も子もない。夜光蟲は夜には波打ち際で青く発光する。この句は夏の夜の海辺の物語。まずは男から。次は女が掬うのだろう。何やら男と女の二人きりの儀式めいて。それを見ているのは星だけです。(『詳細俳句古語辞典』学研)(K.K.)