書初 墨痕のかすれに力お書初 鷹羽狩行 言うまでもなく、この句の読みどころは、墨のかすれた部分に力を見いだしたところ。一点をピンポイントで見いだす力こそ俳句眼というべきか。(『狩』2009年1月号)(K.K)