冬帽子かぶるマネキン顔持たず 松本あきら
詩は発見である、と良く言われるが、実作上は発見を書いてもなかなか詩にならない。詩における発見とは、誰も知らないことを見つけるのではなく、誰もが知っている事の中に詩を見つけることなのだ、新しい切り口で。掲句を読みながらそんな風に思った。(『現代俳句歳時記』学研)(K.K)
冬帽子かぶるマネキン顔持たず 松本あきら
詩は発見である、と良く言われるが、実作上は発見を書いてもなかなか詩にならない。詩における発見とは、誰も知らないことを見つけるのではなく、誰もが知っている事の中に詩を見つけることなのだ、新しい切り口で。掲句を読みながらそんな風に思った。(『現代俳句歳時記』学研)(K.K)