終バスの一人降しぬ鴨宿に 摂津よしこ
不思議な句である。降りた人は鴨宿に泊まるのだろうが、終バスでひとりというのが謎めいて、いわくありげである。なにより、乗り合わせた作者はこのあとどこへ行くのだろう。(『夏鴨』1985年草苑俳句会)(K.K)
終バスの一人降しぬ鴨宿に 摂津よしこ
不思議な句である。降りた人は鴨宿に泊まるのだろうが、終バスでひとりというのが謎めいて、いわくありげである。なにより、乗り合わせた作者はこのあとどこへ行くのだろう。(『夏鴨』1985年草苑俳句会)(K.K)