鹿2 掌にゆつくり乗りし鹿の息 飯塚ゑ子 いやあ、掌に鹿が乗ったのかとびっくりさせられました。奈良公園の鹿に鹿煎餅をあげたときの実感かもしれません。息が乗るとは、実に斬新で的確な表現です。(『火星』2004年2月号)(K.K.)