冬木立余白に消ゆる靴の音 片山煕子

 

 

昨日に続いて冬木立と音の句。葉の落ちた木立を歩いていると、確かに余白の中を歩いているよう。冬の林を歩く質感が上手く表現されている。(『京鹿子』2013年4月号)(K.K)