父の日の箸の手応へ胡麻豆腐 白岩三郎

 

父の日だからといって食卓に特別な料理が並ぶ訳ではない。好物は胡麻豆腐。黙って淡々と食べて。いつもの平穏な日々の感触が伝わってくる。平成の句だけれど、昭和のお父さんはこんな感じだったなあ。(『馬醉木』2001年10月号)(K.K.)