秋の雨探し当てたる古書抱いて 徳丸峻二

 

 

古本屋でついに見つけた本。きっと宝物を掘り当てたような気持になったでしょう。夢心地のまま外に出ると、いつのまにか雨。冷たい秋の雨ですが、懐に抱いた本のおかげで、ほんの少し暖かい。古書街には雨が良く似合う。(『風土』2003年11月号)(K.K.)